YouTuberてんちむも参戦 ラスベガスで開催中の参加費114万円「世界ポーカー大会」に大挙する日本人

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就職せず「ポーカープロになる」

 それにしても不思議なのは、このコロナ禍に面倒臭い思いまでして、アメリカまで渡ろうとする日本人がこんなにも大勢いることである。ラスベガスのあるネバダ州は入国後の隔離は免除されているが、入国時に陰性証明書の提示が義務づけられている。日本に帰国する際も同様で、普段の旅行に比べて余分にPCR検査費用3〜4万円がかかる。宿泊費なども換算すると、1週間滞在するだけでも20~30万円はかかる道楽なのだ。最も厄介なのは、帰国後14日間、自宅等で自主隔離しなければならないハードルであろう。そこまでしてポーカーをしたいものか……。

「そのくらい中毒性のあるゲームなのです。運だけではなく、技術が左右するゲーム性に魅了されます。最近は大学にもポーカーサークルができるようになり、”就職せず“ポーカープロを目指す”と言い出す若者も増えてきました。“ポーカーYouTuber”まで出現しているほどです。もちろん、所詮はギャンブルですからそんな甘い世界ではない。借金トラブルも急増しています」(同前)

 見果てぬ一攫千金の夢。果たして”アメリカンドリーム”を叶える日本人は現れるのか――。

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