小室眞子さん、圭さん結婚 識者は「会見ではなく2人の決意表明。説明責任を果たしたとは言えない」

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

トラブルに積極的関与!?

 だが、少なくともネット上では、疑問視された発言がないわけではない。眞子さんが「金銭トラブルの解決も、ニューヨークの法科大学への留学も、自分の意向が反映されている」と説明した点だ。

 ABEMATIMESが同日14時39分に配信した「『誤った情報が事実であるかのように取り上げられ、物語となって広がっていくことに恐怖心』眞子さんと小室圭さん」の記事から、該当部分を引用する。

《一部の方はご存知のように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。例えば、圭さんのお母様の元婚約者の方へ対応は、私がお願いした方向で進めていただきました。圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作って欲しいと、私がお願いしました》

 前出の担当記者が言う。

「これまでも金銭トラブルの解決を巡って、圭さんだけでなく結婚前の『眞子さま』も関与しているのではないかと心配する報道はありました。民間人のトラブルに皇族がタッチすることは問題だからです。ところが、結婚した『眞子さん』は、金銭トラブルだけでなくニューヨークへの留学も前倒しを依頼し、『海外に拠点を作ってほしい』と頼んだことまで明らかにしました。積極的関与を自ら認めた格好になりました」

宮内庁の不手際

 神田氏は眞子さんの発言を、「夫婦2人の決意表明ではないでしょうか」と読み解く。

「小室さんの金銭トラブルは、彼の問題ではなく母親の問題という前提があります。眞子さんが皇族だった時、国民の多くが『眞子さまとは関係ない』と分けて考える意識は強かったでしょう。しかし、結婚して夫婦となれば、共に責任を負わなければならない場面は増えます。眞子さんは『様々なトラブルの解決には、今後も夫婦2人で対処する』と宣言したかったのではないかと思います」

 目立ったのは、宮内庁らしからぬ不手際だ。眞子さんが複雑性PTSDに罹患しているという発表も「結婚反対の声を封殺するつもりか」と疑問の声が上がった。今回の会見でも、直前になって質疑応答を取りやめたことには、多くの国民が不信感を持ったはずだ。

「結婚そのものは、もう秋篠宮さまでも認めざるを得ないところまで行ってしまいました。憲法に結婚の自由が保障されている以上、秋篠宮家が憲法違反を犯すわけにはいきません。ただ、その他のことは、もっと眞子さんと宮内庁は意思疎通を図り、国民の反発が少しでも少なくなるような形での発表ができたと思います」(神田氏)

次ページ:天皇制への影響

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。