セリフ、歌唱を抑えた「オズの魔法使い」が上演 「セリフは半分、ダンスやパントマイムを中心に」

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 コロナ禍明けのムード強まれど興行界は依然、規制全面解除までにはいたっていない。観客数制限もなお続く中、今、新たな取り組みが。客席だけではない、舞台の上でも安全のためにできることをやってみる、というわけである。

 日本初の“自前小劇場”を建てたことで知られる劇団「テアトル・エコー」。昨年、創立70周年を迎えた老舗が打ち出したのは、映画やミュージカルでもおなじみ『オズの魔法使い』が原作の、新しい劇の形だ。

 10月8日が公演初日となった「DANCE WITH OZ~『オズの魔法使い』より~」は、セリフの数を抑え、身体パフォーマンスを中心にした類のない構成。...

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