パワーアシストスーツの実用化が加速 オリ・パラでも活躍、今後の課題は?
“パワーアシストスーツ”なるものをご存じか。人が装着すれば重いモノを楽に持ち上げられる――。なにやらSFの世界のようだ。
このスーツ、少子高齢化と労働力不足が深刻化する中、力仕事を支援する機材として俄然注目を集めている。駆動方式もバッテリーが動力源の「モーター式」や圧縮エアで動かす「空気圧式」など多様。重い荷物を運ぶ農業や物流業、工場や空港などで使われ始め、重労働の現場以外にも、医療・リハビリ施設での患者の自立支援などに導入されているという。...