小室圭さんの緊急帰国で警備費は2千万円 仮住まい候補は「赤坂」「青山」の高級マンションに

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見栄を張る母子

 手に入れた“特権”“うまみ”は、とことん使い尽くし、挙げ句に用済みとなれば容赦なく切り捨てる。母親の佳代さんともども、その心性が如実に表れていたのが「帝国ホテル写真館事件」である。

 小室さんが成人式を迎えた12年1月。佳代さんの提案で、東京・内幸町の帝国ホテルの名門写真館で記念写真を撮ることになり、母子は佳代さんの婚約者(当時)の愛車・ジャガーに乗って横浜から東京へ。その当日の出来事を、元婚約者の男性は本誌(「週刊新潮」)にこう語っている。

〈数日前に佳代さんから「圭ちゃんのお祝いで写真を撮るので車を出してもらえますか」と連絡があったのです。なぜわざわざ帝国ホテルなのかと聞いたら「亡くなった主人が贔屓にしていた」と。ご主人と親交のあった私は生前、そんな話は聞いたことがなく、今思えば佳代さんはただ、見栄を張りたかっただけだったのでしょう〉

 到着後、予約時刻を待つ間に佳代さんが「試し撮り」を提案し、椅子に座って足を組む小室さんを元婚約者がスマートフォンで撮影した。小室さんの靴は、20歳のお祝いに男性がプレゼントしたものだった。スタジオに入り、最初に小室さん単体、続いて佳代さんと2ショットの撮影が進む。が、男性が「次は3人で撮影かな」と待ち構えているとカメラマンから「終了」を告げられた。

〈佳代さんも圭君もそれが当然という様子だったから、予約の時点で「母子二人の撮影」と伝えていたのでしょう。私は婚約者だし、(中略)さすがにひどいと思いました。佳代さんは「高級車に乗って帝国ホテルに写真を撮りに行く」というシチュエーションを体験したかったのでしょうね。私は「家族」ではなく都合のよい運転手でしかなかった〉

 男性はその後、12年9月に佳代さんと婚約を解消。この時のやり取りを小室さんが「咄嗟に録音」していたことはすでに報じられている。恩をあだで返すとはこのことで、件の「小室文書」で金銭トラブルを“切実に名誉の問題”と言ってのけたメンタリティーは、ここに端を発しているのだ。

2カ月で2千万円の警備費用か

 さて、その恐るべき鈍感力の持ち主は27日に緊急帰国。2週間の待機期間が過ぎ、無事に入籍を果たした後、眞子さまとともに「仮住まい」となる都心のマンションへと移り住むという計画が進行中である。

「場所は、御用地から近い赤坂ないし青山の高級マンションとなる見込みです」

 とは、宮内庁関係者。家賃は50万円を超すとみられ、小室さんの帰国費用ともども、眞子さまの皇族費を積み立てた約1億円の預貯金から捻出されるのは想像に難くない。続けて、

「お二人が移り住めば遠からず報道陣が住所を割り出し、マンション前はメディアスクラムとなる懸念がありますが、国民の間にはなお結婚反対の声が根強くある。小室さんの言動を快く思わない人も多く、デモや闖入者など、万一の事態に備え、警視庁の警備は厳重にならざるを得ません」(同)

 新婚当初、やはり賃貸マンションに住んでいた黒田清子さんの場合、外出時には20人ほどの警官が配備されていたのだが、「小室夫妻」の警備態勢が往時を大きく上回るのは明らかで、その費用はざっと見積もって2カ月間で2千万円。宮内庁からも身辺のお世話などで複数の職員が派遣されるといい、これらはもちろん血税が原資である。

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