闇営業芸人たちの今 軟着陸に成功したはずの「ロンブー亮」に復活の兆し

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 闇営業問題が発覚してから2年が過ぎた。雨上がり決死隊は8月17日をもって解散し、中心人物とされた宮迫博之は地上波テレビに出る機会を失ったといわれている。では、問題に関わった他の芸人たちは今、どうしているのだろうか。

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 反社会的勢力のパーティーにお笑い芸人たちが参加し、事務所を通さずギャラをもらっていたという、闇営業問題が発覚したのは19年6月のこと。芸能記者は言う。

「当初の記事では、宮迫が金銭の受け渡しはなかったと答えていたことで、吉本興業は芸人たちを厳重注意処分としていました。しかし、聞き取り調査の結果、実は金を受け取っていたことが判明し、6月24日に宮迫はじめロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成、ムーディ勝山など11人が謹慎処分となり、唯一ワタナベエンターテインメント所属だったザブングルの2人も謹慎処分となりました。仲介役だったカラテカの入江慎也は、吉本との契約を解消され、芸能界を引退。その後、スリムクラブの2人が別の反社パーティーに参加していたことが発覚し、無期限の謹慎処分となりました」

 同年7月、吉本は、宮迫、亮、スリムクラブらの復帰は未定としながらも、他の芸人に関しては8月中の復帰を検討していると発表した。

「しかし、その後、宮迫と亮が、独自に会見を開いたことで、吉本との関係は泥沼化していきます。一方、そのほかの芸人に関しては、8月19日をもって謹慎を解除することが発表されました。ザブングルは9月から活動を再開させましたが……」

復活の兆しも

「カッチカチやぞぉ」のフレーズで人気だったザブングルだったが、結局、今年3月末をもって解散。ツッコミの松尾陽介は芸能界を引退し、ボケの加藤歩はピン芸人として活動することとなった。

 前述の通り、宮迫の雨上がり決死隊も8月に解散した。民放ディレクターが言う。

「あれから2年が経ちましたが、完全復活を果たした芸人は皆無です。モノマネで人気絶頂だったガリットチュウ福島は、謹慎中にすっかり過去の人となりました。最近、トレーニングにより肉体改造し、マッチョな肉体をInstagramで披露し話題となりましたが、地上波からお呼びがかかるかは微妙なところでしょう」

 とはいえ、少しずつ動き出した芸人もいる。

「レイザーラモンHGは、サバンナの八木真澄と新ユニット『ネオ☆健康ボーイズ』を組んでM-1グランプリに参加したようですね。また、スリムクラブは、かすれ声の真栄田賢が『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)に復帰、コンビとしては『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ)に出演するようになりました。ムーディ勝山も9月2日の『ラヴィット!』(TBS)に出演していました」

 中でも、当初、順調に復帰したとみられたロンブー亮は?

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