マリエ「J-WAVEレギュラー番組」を今月で降板 “枕営業”告発にスポンサーが嫌気か

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「セックスしてやる仕事ならもういらない」。衝撃の“告発”から5カ月。モデルのマリエ(34)が、5年間続けてきたラジオのレギュラー番組を、9月いっぱいで降板することになった。「番組側からの申し出によるもの」(番組関係者)で、告発騒動の影響があったとみられる。

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風向きが変わった

 18歳の頃、バラエティ番組で共演した島田紳助から性交渉を持つよう強要された。その場に居合わせた人気お笑い芸人も、「いいじゃん、いいじゃん」と煽っていた――。今年4月4日、Instagramのライブ配信中に突然始まったマリエの“爆弾告発”に世間は騒然となった。

 当初、マリエのもとには「勇気ある告発」「負けないで」などと賛同するコメントが殺到。MeToo運動のような盛り上がりを見せた。だが、次第に風向きが変わっていく。15年前の出来事を唐突に訴えたことに対し、疑問視する声が出始めたのだ。

「録音などの証拠もなく、証人がいたわけでもない。とりわけ、引退した紳助と違い、好感度の高いタレントとしてテレビ番組で活動していたお笑い芸人が受けたイメージダウンは計り知れなかった。所属事務所を通して『事実無根』とコメントを出した芸人に対し、同情する声が日に日に増していきました。その後、マリエが“暴露本”を出版予定と伝えられたため、『本の宣伝が目的だったのでは』などと批判の矛先がマリエに向けられるようになった」(スポーツ紙デスク)

 そんなバッシングに対し、マリエは4月上旬、週刊文春の直撃取材にこう答えたのだった。

「私には応援してくれるファンの方やリスナーの人もいるので」

何事もなかったかのように続けていた

 だが結局、騒動が引き金となり、マリエは大事なリスナーも失ってしまったのである。彼女は2016年からJ-WAVEで、毎週土曜正午から3時間、「SEASONS」という番組のMCを担当してきたが、9月いっぱいで降板することが決まっているという。

「ファッションリーダーであるマリエが、ゲストとともに、流行の音楽や服、食べ物などを紹介する番組です。インスタ騒動直後は、『何かまた発言するのでは』と、芸能記者がかじりついて聴いていましたが、結局、騒動に関連する発言は一切ありませんでした」(前出・スポーツ紙デスク)

 何事もなかったかのように番組は続いていたが、水面下ではスタッフたちが降板に向けて動いていた。番組関係者が明かす。

「ラジオ番組はテレビ以上にスポンサーの意向に左右されます。スポンサーは、騒動を起こした彼女に嫌気がさしたのでしょう。落ち着いた頃合いの改編期を見計らい、番組側から9月いっぱいでの降板を申し入れることになりました」

 こうして唯一残っていたマリエのレギュラー番組は、消滅することになってしまったのである。

事務所関係者は「事実だが……」

 J-WAVEに事実確認したが、「10月改編に関してはまだ決まっていない状況なので、お答えしかねます。改編は決定し次第、プレスリリースで情報発信させていただく予定です」(広報部)との回答だった。

 一方、ある事務所関係者は「9月いっぱいで降板することは事実」と認めながらも、「騒動が原因ではなく、局の編成上の都合と聞いています」と語る。

「私、殺されるね、明日」。ライブ配信中、こう語っていたマリエ。社会を震撼させた告発は、このまま中途半端なかたちで終わってしまうのだろうかーー。

デイリー新潮取材班

2021年9月4日掲載

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