「はるやま」創業家で姉が弟のパワハラ気質を指弾 「これ以上犠牲者が出るのは耐えられない」

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 そういえば、ビジネス街を歩いていても「三つ揃い」のスーツ姿なんてあまり見なくなった。オフィスファッションのカジュアル化で、紳士服業界はどこも悪戦苦闘中だが、業界4位の「はるやまホールディングス」も例外ではない。

 同社の2021年3月期売上高は前期比24・4%減で、最終損益は48億円の赤字。経営責任にけじめをつける意味もあってか、5月半ば、オーナー家出身の治山正史社長(56)が会長に退き、ライバルのAOKIから新社長を迎え入れる人事を発表した。...

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