キムタクがインスタで家族をフォローしない理由 koki,のスーパーモデルへの道は?

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求められるイメージとギャップが

 最後に、18歳になった次女koki,の活動について見てみよう。

 デビュー当初はパリやミラノでラグジュアリー・ブランドのファッションショーでランウェイを闊歩し、モード雑誌の表紙を飾るといったスーパーモデルへの願望を語っていたが、まだ道半ばである。

「シャネルのショーで一度ランウェイに登場しましたが、スーパーモデルの仲間入りと言うにはほど遠い状況です。大雑把な言い方になりますが、世界がkoki,に求めるのはアジアっぽさやピュアな部分。でも、彼女の訴え方はそうではなく、求められるイメージとギャップがあるように感じています」

 と、ファッション誌の編集者。それはインスタでのアピールの仕方にも表れているという。

「フェルナンダ・リーっていう中国系オーストラリア人モデルがルイ・ヴィトンのショーに登場して、一躍スターダムに上り詰めたことがありました。彼女のインスタを見てみると、バッチリ・メイクやファッションのお仕事写真と、それと対極のプライベートな等身大の自分を見せる写真とがうまくバランスを取って投稿されています。アジアで求められるスーパーモデル像を体現していると言えるでしょう」

 他方、koki,の場合は、

「作りこんだ感じの写真が多くて飽きられがちですね。そのヘアやメイクもケバい印象が目立ちます。撮影の際には現場にも足を運ぶ母親(工藤静香)の影響があるのか、本人の好みなのかわかりませんが、ヘアやメイクで気に入った担当がいるとその人を連続して指名することが多く、それは彼女に限ったことではありませんが、いつも同じ人だと演出の引き出しの数にはどうしても限界がありますし、若いからいろんな見せ方ができる可能性があるのにもったいない」

 加えて、

「クライアントのバッグなどと一緒に撮影してそれを投稿しており、それはインフルエンサーのスタンスに近く、スーパーモデルを志向する人のやり方としては違和感があります。もしかしたらその道は諦めてしまったのかもしれませんが……。フォロワーと深くじっくりコミュニケートしようという気持ちはあまり感じられず、全体的に血が通っていないような印象を受けました。せっかく325万もフォロワーがいて、それを生かさない手はないのですが」

デイリー新潮取材班

2021年6月3日掲載

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