キューバの変革:終わらない「カストロ時代」

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約束通りの引退

 2021年4月16~19日に開催された第8回共産党大会の最大のニュースは、ラウル・カストロ(89)が10年間務めた党第一書記の地位を退き、ミゲル・ディアスカネル=ベルムーデス大統領(61)に譲ることであった。

 ラウルは2018年に、当時の国の最高指導者の地位であった国家評議会議長から退き、ミゲル・ディアスカネルに引き継いだ(翌年、憲法改正によって設けられた大統領職にディアスカネルが就き、国のトップは国家評議会議長から大統領に代わった)。...

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