朗希世代のトップは オリ「宮城大弥」、“外れ外れ1位”がリーグ屈指の左腕になるまで
凄みのあるタイプではなかった
5月16日、「令和の怪物」の異名をとる佐々木朗希(ロッテ)が待望の一軍デビューを果たしたが、そんな佐々木の同世代でトップを走る存在となっているのが宮城大弥(オリックス)だ。
2019年のドラフト会議では石川昂弥(中日)、河野竜生(日本ハム)を抽選で外した後のいわゆる“外れ外れ”での1位指名だった。だが、1年目からウェスタンリーグで最多勝を獲得すると、シーズン終盤の10月には早くも一軍で初勝利をマーク。今シーズンは開幕ローテーション入りを果たし、急性胃腸炎で離脱した時期はあったものの、5月23日終了時点で4勝0敗、防御率2.05とチームに欠かせない存在となっている。...