小林麻耶で思い出す“洗脳された”5人の有名人 持田香織は一時、気功師に心酔

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 昨年11月に世間を騒がせた、小林麻耶と夫の“あきら。”。イジメの告発の場となったYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」はその後、閉鎖され、彼女も表舞台から姿を消した。最近、2人は別居していることが「女性セブン」(4月1日号)で報じられるなど離婚説も流れ始めた。

 思えば、結婚から3年足らず、仲睦まじさをアピールすればするほど、2人は周囲から孤立していった。小林は、スピリチュアル系の整体師として知られる夫に洗脳されたという声がもっぱらだ。一体何が人生を狂わせるのか。他にも洗脳されたと言われた芸能人がいる。

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 洗脳とは、古くは共産主義社会における強制的な思想改造と言われた。ところが、日本では芸能人やスポーツ選手などが、新興宗教や祈祷師、整体師などの言いなりになる事態が度々話題になり、今ではそれらを洗脳と呼ぶことが多い。芸能記者は言う。

「テレビや週刊誌で、いわゆる“洗脳”を取り上げることが増えたのは、92年の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)による合同結婚式がきっかけでしょう。桜田淳子、新体操の山崎浩子、バトミントンの徳田敦子らが参加したことで騒然となり、連日のように取り上げた。後に家族らの説得を受けて脱会した山崎さんが記者会見で使った“マインドコントロール”という言葉も使われるようになりました」

 統一教会やオウム真理教による洗脳などを取り上げると、とても紙幅が足りない。今回は宗教団体とは異なる例を挙げることにする。

理想の家族にお家騒動

 98年、日本は2人の洗脳で持ちきりだった。

“日本でもっとも理想的な家族”と言われた角界の花田家の次男・貴乃花光司と、X-JAPANのボーカリストToshlの洗脳騒動だ。とはいえ、洗脳した相手はもちろん別人である。

「現役の横綱だった貴乃花が洗脳されている、と声を上げたのは父で師匠の二子山親方だったため大騒動になりました」

 そもそも貴乃花がスポーツ紙のインタビューで、横綱に昇進した兄・若乃花に対して「若乃花の相撲には基本がない。もう若乃花と話す必要はない」と絶縁宣言をしたことがきっかけだった。理想の家族にいきなり勃発したお家騒動だった。

「絶縁宣言が波紋を呼ぶ中、二子山親方が鍼灸院治療を営む整体師を名指しで“洗脳されている。元に戻って欲しい”とワイドショーで告白。親方自身も、息子と絶縁状態になっていることを明かしました。貴乃花は実の兄を“勝氏”と呼ぶようになり、その目はなんだか焦点が合っていないような感じでしたね。この騒動以来、角界では孤高の横綱と呼ばれ、親方となってからも同じ状態が続きました」

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