巨人に“飼い殺し”にされる「小林誠司」 アンチ巨人にまで同情される理由

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 巨人・小林誠司捕手(31)が“話題”だ。

 今月1日、同僚の田口麗斗投手(25)がトレードで放出されたのだが、スポーツ紙ベテラン記者によると、

「次は小林では?という憶測が流れているんです」

 ここのところ巨人は、チーム事情で出場機会に恵まれないものの、他球団なら活躍できそうな選手を積極的にトレードに出している。

「“飼い殺しはしない”なんてカッコいいことを言っていますけど、巨人には小林という正真正銘の“飼い殺し”がいますからね」

 小林は2016年から18年まで100試合以上に出場。だが近年は大城卓三(28)が正捕手の座を占め、実績ある炭谷銀仁朗(33)、若手の岸田行倫(24)が控える。小林の居場所は無くなりつつある。

「19年オフ、巨人は、FA権取得間近の小林の流出を阻止すべく複数年で契約。炭谷をFAで獲得した直後だけに、飼い殺し、またはトレード要員前提としか思えません」

 ゆえに、〈小林もいよいよか〉といった記事から、〈小林トレードなら相手は誰?〉〈楽天・田中の女房役候補に浮上〉なんていういささか失礼な記事まで散見されるありさまである。

 広島・広陵高時代に甲子園を沸かせた小林は、同志社大、日本生命とエリート街道を歩み、巨人にドラフト1位で入団。イケメンで鳴らし、女子アナとの熱愛が報じられたこともある。

「要するに、アンチ巨人の格好の餌食なんですよ」

 もっとも、原監督に飼い殺しにされている昨今は、

「アンチに同情され、“使わないならウチにくれ”なんて言われる始末ですが」

週刊新潮 2021年3月18日号掲載

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