TBS、4月大改編は大丈夫か 早くも囁かれる麒麟・川島明「ラヴィット!」の不安材料

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相方は田村真子アナ

 TBSが迷走中──。2月23日、この3月で終了する「この差って何ですか?」(火・19:00)の後継番組「オトラクション」(同)が2時間スペシャル版で放送されたが、視聴率が全く取れなかったのだ。

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 ライバル民放キー局のプロデューサーが明かす。

「世帯視聴率は3・3%で、個人視聴率は2・1%でした(末尾:註1)。私も見ましたが、すぐに『これだと視聴者は喜ばないだろう』と思いました。『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ制作・1990~1999年)の出来損ないです。出演者全員が痛々しく、かわいそうにさえ感じました」

 2月16日、TBSは今春の大改編を発表した。番組を終了させ、新番組をスタートさせる割合は「改編率」として現される。説明会で同局の編成局長は「ゴールデン、プライム共に、30%を超える改編は7年ぶり」と解説した。

「『オトラクション』の惨敗で、TBSの社員は頭を抱えていると思います。何しろ、2時間特番はレギュラー番組より視聴率が高いというのは絶対的な法則ですからね。

 つまりレギュラー放送が始まると、視聴率は3・3%より更に低くなる可能性があるということです。これは大変な事態でしょう。

『有田プレビュールーム』(月・19:00)の視聴率も、2~3%と低迷しています。TBSは月曜の夜7時と火曜の夜7時で厳しい状況になりました」(同)

忘れられた「いっぷく!」

 大改編という鳴り物入りでスタートした新番組だが、いきなり低視聴率に直面したわけだ。黙っていられないのは、打ち切りにさせられた番組のスタッフだろう。

「一番、怒る権利があるのは『グッとラック!』(平日・8:00)のスタッフでしょう。2月23日の放送でも、『オトラクション』と比較しても悪い数字ではありませんし、他日となれば更に上回る視聴率を出しています」(同)

 おまけに橋下徹さん(51)、田村淳さん(47)、フワちゃんさん(27)という新規コメンテーターも、少しずつ馴染み始めていましたからね」(同)

「グッとラック!」の後番組は「ラヴィット!」。3月29日に放送が開始される予定だが、こちらも苦戦が予想されるという。

「『ラヴィット!』は、いわゆるニュースや芸能情報といったネタをワイドショー的に伝えるのではなく、生活情報に特化すると発表されています。

 となると、思い出すのは『いっぷく!』(2014~2015年・平日・8:00)です。もうお忘れの方も多いと思いますが……」(同)

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