「橋本聖子新会長」を待ち受ける五輪「至難の道」 深層レポート 日本の政治(219)

国際

  • ブックマーク

 混乱を極めた東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長人事は、最終的に橋本聖子前五輪相の起用で決着した。世論調査では橋本氏に高い期待が集まり、森喜朗前会長からの交代劇はひとまず奏功したと言える。

 ただ、今後は外国人観客の受け入れの是非など、過去にない難題への調整が待っている。橋本氏には森氏のような強い政治力はない。単なる「お飾り」に終われば、大会は今度こそ息の根が止まるだろう。

世論に好意的に受け入れられた橋本会長

「1月のコロナの状況により、今年の大会開催を不安に思う方も増えているのではないか。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。