企業の「炎上」をカバーする保険が登場 補償範囲はどこまで?
なまめかしいタイツ姿の女性のイラストでSNSを中心に批判を集めた「アツギ」もしかり、今やSNSでの「炎上」は、企業にとって大きなリスクである。
対応を誤れば社長が頭を下げ、新聞に謝罪広告を出すはめになることも。批判がデマ化して拡散しても、削除させるのは簡単ではない。
東京海上日動火災保険がSNSやウェブメディアによる“炎上被害”をカバーした保険を発売すると発表したのは1月26日のこと。具体例で言うと、飲食チェーンなどで異物混入事件が起き、ネットに悪質な書き込みが広がった場合、それを収束させるための専門のコンサルタント費用や、会見や謝罪広告の費用を補償するというもの。...