「森喜朗」会見中継、「ゴゴスマ」がガチンコ対決で勝利 老舗「ミヤネ屋」はショック

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司会のキャラ

 06年7月に関西ローカルで始まった「ミヤネ屋」は、今年16年目を迎える。08年より日本テレビでもネットされている。司会は言うまでもなく宮根誠司(57)で、午後のワイドショーでは不動の1位を続けてきた。

 一方、13年4に東海ローカルでスタートした「ゴゴスマ」は、15年3よりTBSもネットに加わったが、いまだ関西などでは放送されていない。

「『ゴゴスマ』が関東で放送されるようになった初日(3月30日)の視聴率は2・9%でした。1年ほどは2~3%しか数字が取れず、昨年9月に打ち切られた『直撃LIVE グッディ!』(フジ)にも負けることがあった。しかし、宮根アナとは対照的とも言える、石井亮次アナ(43)の爽やかな印象と物腰の柔らかい喋りが徐々に主婦層に浸透していきました。17年10月4日に5・4%を取って、関東で初めて同時間帯トップになって以来、『グッディ』を抜き、『ミヤネ屋』の背後に迫っていきました。昨年は6月と11月、そして12月に入ると4日、17日でトップを奪いました。さらに年が明けると1月には6回も首位に立っています」

 逆に「ミヤネ屋」は失速しているという。

「宮根アナは嫌いな男性アナで常に1位ですからね。もともと相手の話を聞かない、話しぶりが上から目線で、自分が聞きたいことに固執する、といった批判もありました。加えて12年には隠し子騒動もあって、主婦層の反発を招いてしまいました。また、フジの『グッディ』の後には、『バイキング』が拡大されました。司会の坂上忍(53)も上から目線と言われることが多く、宮根アナとキャラクターが被ります。午後ワイド3番組のうち、司会の2人のキャラが似ていることが、一層、石井アナを際立たせることになっています」

 森会長の会見に戻そう。果たして2月4日の放送はといえば、

「『ミヤネ屋』6・9%、『ゴゴスマ』7・1%となりました。こうした中継では、本来は老舗のほうが強い。『ミヤネ屋』のスタッフはかなりショックを受けていると思いますよ」

 天下分け目の決戦だったかもしれない。

デイリー新潮取材班

2021年2月8日掲載

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