眞子さま「お気持ち公表」周囲の“誤算”とは 連日のスカイプで小室さんとの恋が過熱

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皇族が用いない文言

 11月13日、結婚問題が暗礁に乗り上げている秋篠宮家の長女・眞子さまが「お気持ち」を公表された。眞子さまのご意思をここまで強くさせてしまった原因には、両殿下を含めた周囲の大人たちの“誤算”があるという。

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〈結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です〉

 11月13日の午後、宮内庁講堂で開かれていた定例の皇嗣職会見。その場で配られたA4判2枚の文書に出席者らは当惑した。そこには、眞子さまと小室さんの心情が、この上なく直截な表現で綴られていたのである。

「我々にとって、予想をはるかに上回る内容でした」

 とは、宮内庁担当記者。

「立皇嗣の礼が8日に終わり、きたる30日は秋篠宮さまのお誕生日で、それに先立って恒例の記者会見が開かれます。毎週金曜日には秋篠宮家をお支えする部局のトップである皇嗣職大夫の会見が行われるので、13日あたりに『お気持ち』が公表されるのではとみられてはいました。それでも、随所にあった強い言い回しには驚かされました」

 冒頭に触れた“決意表明”の前段には、

〈様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております〉

 とあり、直後には、

〈しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在〉

 そう断言なさっているのだ。記者が続ける。

「そもそも『生きていくために必要』というのは、換言すれば“結婚できなければ世を去ります”とも受け取れ、ご家族をはじめ周囲はそれ以上、説得のしようがありません。また『幸せな時も不幸せな時も』というくだりも目を疑いました。およそ皇族が用いる文言ではない。一体“不幸せな時”とはいつを指しているのか。おそらく眞子さまは、小室さんがいわれのないバッシングを受けている現在こそが不幸せで、結婚すれば幸せな時間が訪れるとお考えなのでしょう」

連日のオンライン会話で…

お二人の結婚に関する行事が「2年後に延期」と発表されたのは一昨年2月。小室さんの母親の金銭トラブルが発覚したことが大きな要因だが、眞子さまはこの時、文書で「充分な準備を行う時間的余裕がない」ことを延期の理由に挙げられた。それから2年9カ月。相思相愛が、いっそう盤石となったことをあらためて宣言なさったわけである。

 宮内庁関係者が言う。

「眞子さまのご意思をここまで強くさせてしまった原因には、両殿下を含めた周囲の大人たちの“誤算”もあります。当初、小室さんが渡米することで物理的にも距離が生じ、関係は自然消滅すると踏んでいたのです。ところがその思惑は見事に外れ、周囲が想定していなかったスカイプなどのツールを駆使して連日オンライン会話することで、関係はかえって燃え上がってしまいました」

 周囲の関係者は目下“こんなはずでは”と、ひたすら頭を抱えているという。

殿下は根負け

 文書の初めに眞子さまは「両親の理解を得たうえで」と記され、また結びでは、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻がいずれも「私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている」としている。が、先の記者は、

「会見では“両陛下や上皇ご夫妻は(結婚を)進めることに理解を示されたのか”“前回の延期は足踏みで、今回はGOサインが出たのか”といった質問が飛びましたが、皇嗣職大夫は“お二人のお気持ちを尊重されたということ”“文章を読んでもらえば分かります”などと、要領を得ない回答を繰り返すばかりでした」

 秋篠宮家の事情を知る関係者が言う。

「今回は、眞子さまの強いお気持ちとともに、あたかも両陛下や上皇ご夫妻が結婚に“お墨付き”を与えたかのような印象の文面になっています。ですが、かねて秋篠宮殿下が示されていた『それ相応の対応』、すなわち『多くの人が納得し喜んでくれる状況を作る』という課題はクリアされておらず、文書でも全く触れられていません。現時点で殿下は、心から結婚に賛意を表されてはいないものの、眞子さまの変わらぬ思いを受け入れざるを得ない状況。もはや翻意を試みる段階ではなく、まずは根負けしたというのが実情です」

週刊新潮 2020年11月26日号掲載

特集「『眞子さま』結婚宣言で『小室圭さん』圧勝」より

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