「父の死」を受け入れるには30年以上必要だった 養老先生が語る「身近な死」の影響

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 志村けんさん、三浦春馬さん、竹内結子さんら、有名人の突然の訃報が続いていることもあり、今年はいつもよりも死について考えてしまう……そんな方も多いことだろう。たとえ自殺などでなくても、身近な人の死は、周囲に大きな影響を与える。ときにその影響は数十年も続くこともあるようだ。『バカの壁』で知られる解剖学者の養老孟司さんは、著書『死の壁』で、お父さんの死と自身の性格についての印象的なエピソードを綴っている。いかに死が与える影響が大きいかを深く考えさせる文章だ。以下、同書から抜粋して引用しよう。...

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