嵐、22年初めにも活動再開の布石? 「櫻井」と「相葉」が2つの冠番組を引き継ぐ裏

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 10月17日、テレビやスポーツ紙、ネットメディが一斉に、「嵐にしやがれ」(日本テレビ)と「VS嵐」(フジテレビ)の後継番組を報じた。嵐が年内を以て活動休止となるため、彼らの冠番組を誰が引き継ぐかが注目されていた。だが、「しやがれ」は嵐の櫻井翔が、「VS」は同じく相葉雅紀に。無難という声はあるものの、拍子抜けといった感もある。どうしてこうなったのか。

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 デイリー新潮では、「『嵐にしやがれ』年内終了で、後継番組と元旦特番『TOKIO×嵐』はどうなる?」(9月26日配信)で、番組を後継するのは、ジャニーズ事務所が推すSexy Zoneの中島健人とKing & Princeの平野紫耀の特別ユニット、もしくは嵐の二宮和也が濃厚と報じた。

 ところが、結局、櫻井と相葉が引き継ぐことが発表されたわけである。ジャニーズに詳しいテレビ局幹部が言う。

「確かに数ヶ月前からジャニーズの後輩グループを中心に様々な出演者候補が考えられていて、中島と平野のコンビが濃厚だったんです。しかし、突然、降ってわいたように、日テレは櫻井、フジは相葉の単独MCに決まったんです。それが証拠に、番組タイトルこそ発表しましたが、具体的な内容はほとんど決まっていません」

異例の同時刻解禁

 来年1月より、「嵐にしやがれ」(土曜・21時)は櫻井の「1億3000万人のSHOWチャンネル」となり、「VS嵐」(木曜・19時)は相葉の「VS魂(ぶいえすだましい)」に衣替えされる。

「さらに異例だったのは、放送局の異なる2つの番組の発表が、17日午前5時の情報解禁として、同日同時刻に行われたことです。「嵐にしやがれ」は土曜放送なので、同じ土曜に発表したのは話題にもなります。しかし、「VS嵐」は木曜放送ですからね」

 なぜ同時発表ということになったのだろう。

「これにはジャニーズ事務所が、嵐関連のニュースを大きく取り上げてもらい、惜しまれつつ活動休止するというインパクトを与えたいという狙いがありました。スポーツ紙は狙い通り大きく扱っていましたからね。そして、日テレとフジに優劣をつけたくないと両局に気を遣ったためと言われています。最初に報じられたほうが扱いは大きくなりますから」

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