アメリカ目指す中米・アフリカ移民の命懸け「現代版・出エジプト記」

国際

  • ブックマーク

 北米大陸を横断する約3200キロのアメリカ・メキシコ国境地帯では、毎年300体前後の遺体が見つかるという。ある者は「壁」から落ち、ある者は川で溺れ、ある者は砂漠で白骨と化す。いずれも命懸けで国境を越えようとし、息絶えた移民たちだ。

 4年前、ドナルド・トランプの登場とともに世界の関心事となった「移民と壁」の問題は、新型コロナ禍での封鎖措置により一層深刻度を増している。

 一体彼らはどこから、なぜやってくるのか。

 その足跡を辿ったのが、ジャーナリストの村山祐介氏だ。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。