「台風11号」が巨大化して首都圏を直撃したら… 8000人死亡の可能性も、専門家がシミュレーション
「まだまだ台風シーズンは終わっていない」
襲来前から「百年に一度の大雨」と称されていた台風10号。9月8日現在、死者2名、重軽傷者102名、行方不明者4名という人的被害を及ぼしているが、専門家によると、今後さらに強力な台風が首都圏を直撃する可能性があるというのだ。
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気象予報士の森田正光氏がいう。
「近年の傾向で、日本を襲う北西太平洋の台風が減った代わりに、今回のように一つ一つの規模が巨大化しています。数が少ない分、台風が発生すると動力源になる海上の水蒸気を総取りにして、さらにパワフルになるのです。...