半沢で注目「階戸瑠李さん」が急逝 上智卒の才女は“書き手”としても期待されていた

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 8月16日にTBS系で放送されたドラマ「半沢直樹」(第5話)で、やる気のない女性社員を演じて注目された女優の階戸瑠李さんが亡くなった。享年31。様々なドラマ、映画、舞台に出演し続け、大ヒットドラマで絶賛された矢先、まさにこれからという時だった。それゆえ彼女を惜しむ声は多い。実は彼女、かなりの読書家で、書き手としてもこれからだった。

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 所属事務所からの訃報は、まさに悲痛といえる内容だった。

〈階戸瑠李を応援して頂けた全ての皆様へ

 悲しすぎて、辛すぎる/お知らせをすること、お許しください。

 弊社所属の女優 階戸瑠李(享年31)が、2020年8月28日、持病の発作(てんかんの可能性かは不明)により急逝いたしました。

 訃報を受けた時/絶句で、何も考えられませんでした。

 本当に…“これから”だったんです

 あの子が“女優”として/直向きな努力を重ねてきたこと

 その応えが、出始めてきて/先で大きなお仕事も決まり…/本当にこれからでした。

 これからだったから…/言語が見つからないんです〉

ちょい役なのに絶賛

 文章はまだ続くが、この後にも“これから”という言葉が何度も出てくる。民放プロデューサーが言う。

「彼女と関わりがあった人は誰もがそう思っていたと思います。挨拶はむろん、受け答えもしっかりしているし、好印象でしたからね。都立国立高校から上智大文学部ドイツ文学科という才媛ですが、当初は芸能界の仕事はそれほど恵まれていなかった。きわどいグラビアや水着イベントなどの仕事をやっていましたが、心なしか暗かったように見えました。しかし、現在の事務所に移って女優に転身すると、舞台経験も活かして、テレビドラマからも声がかかるようになった。そして『半沢』では、ちょい役ながらストーリーを展開させる重要な役。それもやる気がなく、社長の居場所をペラペラ話してしまう女性社員。そんな役にもかかわらず、放送直後から、彼女の演技はSNSで話題になっていました。本当にまさにこれからだったので、残念です」

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