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自著の映画化にふりまわされている(1) 宮川サトシ【俺は健康にふりまわされている】
今春映画化もされた、自伝エッセイ『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』や2019年第22回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞した『宇宙戦艦ティラミス』(原作)など、今話題の漫画家・宮川サトシさんが、なんと『週刊新潮』で新連載「俺は健康にふりまわされている」をスタート!テーマとなるのはズバリ『健康』! 実は、宮川さんは健康に気遣うどころか、健康にグルングルンふりまわされるほど、健康意識が暴走中。そんな彼が引き起こす様々な出来事を描きます。...
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川奈まり子の怪異ルポ《百物語》岡山の看護師が病棟で目にした“取り込み中の男女” 2人の姿に以前、目にした光景がフラッシュバックし…… 『話しかける者』
これまでに6,000件以上の怪異体験談を蒐集し、怪談の語り部としても活動する川奈まり子が、とっておきの怖い話や不思議な話をルポルタージュ。読んだら最後、逃げ場なし。
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好美さん(仮名)は岡山の総合病院に三十年あまり勤続している看護師だ。特にいわく因縁のある病院ではないものの、長年の間には奇妙な現象を何度か目の当たりにしたという。
ことに、2024年5月中旬のある日を境に頻度を増したと思う、とのこと。
――その日の午後2時頃、彼女が一階の休憩室の前を通りかかったところ、ガラス張りの壁越しに、顔見知りの70代の男性患者が同年輩の女性といるのが見えた。...
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