「東出」「渡部」不倫について、どちらのケースがイヤなのか聞いてみたところ…

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チャンネルを合わせたら彼が出演していた→気分が悪いぞこの野郎…

 NHK以外のテレビは無料で見ることができますので、チャンネルを合わせたら彼が出演していた→気分が悪いぞこの野郎→クレームを入れるぜ……となる可能性が高くなってしまうことは否めません。そして提供をするスポンサー各社が何よりああいったスキャンダルを嫌がります。

 以前にも、ある番組のスポンサーになった企業の商品に対する不買運動のようなことが起こった事例もありました。ケースは全く違うものでしたが、不倫問題にはもちろん神経質にならざるを得ない。

 では、渡部さんに復帰の道はないのか? となってしまいますが、今まで通りは難しいにしても他の手段ならあり得ると思います。それはYouTubeであったり、芸人さんなのですから新型コロナが落ち着いたらお笑いの舞台であったり……。それを支持するのか否かを視聴者が選べる場でしたら可能であると思います。それらの場所は、不快に思う方々が積極的に入って行くところでは決してないですし。

 彼らは大切な人を裏切ったのかもしれません。ですが、それは当事者同士で状況を判断し結論を出すものであると思います。我々、第三者が彼らの行く末を邪魔する必要もないですし、すべきではないでしょう。別に温かく見守る必要はないかと思いますが、今後は彼らが持っている“芸”の部分に注目しても良いのではないでしょうか?

徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。現在YouTube「徳光ちゃんねる」でも活躍中。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年8月6日掲載

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