報道ステーション「富川アナ」の復帰が「6月4日」だった事情、メイン陥落?

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 テレビ朝日は5月29日、新型コロナウイルスに感染して自宅療養中だった富川悠太アナウンサー(43)が「報道ステーション」に復帰すると発表した。富川アナは木、金曜のキャスターを担当、月~水曜はリポーターとして取材活動をするという。復帰日は6月4日となり、「なんで?」の声があがっているのだが……。

月~水は小木×徳永コンビに

 富川アナは4月3日から発熱があったものの、その後は下がったので9日まで通常通り番組出演を続けた。その一方で、8日ごろから息切れを感じ始めたので、10日に医療機関を受診したところ肺炎の症状がみられて慶応病院へ入院。PCR検査を受けた結果、11日に感染が確認されたという流れだった。

 番組出演見合わせは4月13日からだったから、すでに1カ月半が経過していたことになる。復帰に時間がかかっていることを捉え、「実は降板では?」という情報も流れていただけに、テレ朝も火消しに努めていた。

「テレ朝は5月28日、富川アナの復帰時期について“降板するということはありませんが、復帰時期は医師などとも相談し慎重に検討しております”と報告していましたね」
 と、民放関係者。その翌日の復帰発表となったわけだが、

「テレ朝としては、感染拡大防止の観点からメインキャスターを2班に分ける態勢をとるということのようです。まぁ、これは共倒れを防ぐ意味でもアリかなとは思います。実際、報道の現場でもそんな風に班分けしてコロナ禍を凌いできました。もっとも、人がいなくてタイヘンだったんですが(笑)」

 具体的には、富川アナは森川夕貴アナ(26)とともに木・金曜日のキャスターを、小木逸平アナ(46)とフリーの徳永有美アナ(44)が月~水曜日のキャスターを、それぞれ務める、富川アナは現場での取材やリポートも担当するという。

「この“人事”にはアレ?と思いましたね。小木さんと徳永さんのコンビが悪くないとはいえ、富川さんがメインとは見えない扱いにも映りますよね。実際、国会議員とか霞が関の官僚とかから、“どういうことなの?”という問い合わせが結構ありました。それで、テレ朝の関係者に聞いてみたんですが、局に対してそれなりに問い合わせというか抗議があったようです。そもそも、テレ朝では富川さんを含めて5人が新コロに感染していますよね」

 テレビ局といえばどこも変わらず「3密」で、そこから逃れられないことはすでに報じた通りだ。

「緊急事態宣言が出る直前で、番組の視聴率は絶好調。報ステに限らずどのニュース番組も落ち着きを失っていて、“感染者数はどこまで拡大するのか?”“政府の対策は後手後手ではないか”“医療崩壊はすでに起こっている!”と、この世の終わりのようなトーンでした。“今後が読めないから人一倍注意を払って”と喚起しているキャスターが単に感染するのは仕方ないとして、余人をもって代えがたいとばかりに、なんとなく感染を気にしつつ番組出演を続けたということに、疑問を感じている視聴者がそれなりにいたってことなんでしょう」

 事実、テレ朝は、《感染が疑われる症状が出てからの富川アナの出演につきましては、重く受け止めています。出演者の体調把握等につきまして、至らない点があったと考えています。視聴者・関係者の皆さまにおわび申し上げます》と謝罪している。

「とはいえ……」と、この民放関係者がこんな風に続けて、

「富川さんは上司にも一応は相談していたと聞いています。それがホントなら、独断で出演を強行していたというわけではないですよね。つまり、少なくとも番組に責任はある。それなのに、富川さんを最初からメインのキャスターに戻さないというのは、“見せしめ”ととらえられてもしょうがない。まぁ今さら番組を1週間とか休むわけにもいかず、富川さんは番組の顔でしたから、局としては“致し方なし”ということなんでしょう。本人は6月4日のスタジオで結構な謝罪をするんでしょうかね……」

週刊新潮WEB取材班

2020年5月31日掲載