江角マキコ、名門インター校のお家騒動に暗躍 引退宣言から3年

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“不倫相手”の影

「実は、この騒動、あの江角マキコさん(53)が発端となっているんです」

 と言うのは、さる学校関係者である。

 江角と言えば、人気ドラマに出演する一方、子ども同士が小学校の同級生だった長嶋一茂の家に、「バカ息子」と落書きをさせた件でも知られるお騒がせ女優。これを機に仕事が激減し、2017年には引退宣言をしている。落書き事件の後、学校にいづらくなった子どもを転校させた先がKIST。すなわち江角はこの学校の父兄である。

「3年程前から、江角さんは小牧さんの一家と親密になりまして……」

 と前出の関係者が続ける。

「とりわけ義重さんには“パパ”とタメ口で話したり、マッサージをしたり。手を繋いでいる姿を目撃されたこともあります。で、奥さん側は疑念を持っていたのですが、昨年11月、二人が高級レストランで“密会”していたことがわかってしまった」

 夫を問い詰める妻。すると、前理事長は「家出」という行動に出たという。

「その後、義重さんはホテルなどを転々として生活しながら、副理事長の批判を始めるのですが、その過程で、江角さんと会ったり連絡を取ったりしているのがわかっています。また、昨年末には江角さんが副理事長に対し謝罪を要求したり、有力支援者の元に、義重さんサイドに立って手紙を送り付けたりもしている。以上のことから、奥さんサイドは、前理事長にさまざまなことを吹き込んでいるのは、江角さんではないか、と疑っているのです」(同)

 この疑念を更に濃くさせているのがまた別の人物の存在だ。江角はフジテレビ演出家の夫を持つが、過去に不倫疑惑に見舞われている。相手は玉田宏なる会社経営者。投資詐欺事件で逮捕されたこともある、曰く付きの人物である。

「前理事長は騒動勃発後、この玉田さんとも頻繁に面会、相談しているのです。実は玉田さんもうちの父兄で、そもそも江角さんをうちに紹介したのも彼。その縁でしょうが、玉田さん自身、かつて学校に一銭にもならない投資話を持ち込んだこともあります。一体、何を考えているのか……」(同)

 関係者の不安は募るばかりなのだ。

 本件についてKISTは、「回答を差し控えさせていただきます」と言うのみ。

 他方、

「江角さんと男女関係なんて絶対にありません」

 と断言するのは義重氏。

「私のところに妻について匿名の告発があったので、信頼できる彼女に相談しただけで、やましいことはない。私はぽっちゃりした人が好みですし、そもそも糖尿病なんですよ……。副理事長が嘘ばかりついて学校を乗っ取ろうとしているというのが真相なんです」

 江角も弁護士を通じ、「事実と異なります」と回答するから、真相は藪の中。

 とまれ、

「江角さん自身も昨年夏、副理事長に1億円の投資話をチラつかせていました」(前出・学校関係者)

 引退してなお、「元女優」がトラブルメーカーであることだけは確かなようである。

週刊新潮 2020年5月7・14日号掲載

ワイド特集「コロナの陰に『オンナの事件』」より

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