JALに続いて加藤厚労相が“被害”に… 銀座「高嶋りえ子」ママ

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官房副長官時代

 今月、政府はバーやナイトクラブなどの夜間の繁華街への出入り自粛を求めたばかり。

「そんなときなので、正直、写真には戸惑いました」

 と、加藤勝信事務所の関係者が打ち明ける。

「地元の岡山から、“このご時世に酒場通いと誤解を招きかねない写真が載っている”と注意喚起があり、存在を知りました。このような写真を掲載される場合は、事前に連絡いただくか、撮影日時を入れるなどのご配慮をいただければよかったのですが……」

 むろんいまも連絡ナシで、

「そもそもこれは2015年6月に撮られたもの。このとき加藤は官房副長官でした。彼女のお店に行ったのは事実ですが、女性が接客してくれるクラブではなく、バーに入ったのです。それも、飛び込みでした」

 高嶋には「クラブ」もあるが「バー」もある。

「地元の自民党関係者や県議会議員など十数名が用事で上京したんです。18時半ごろに用事が済んだ皆さんと加藤が合流して会食。同じく岡山が地元の池田道孝代議士も一緒でした。食事は21時半前後に終わりましたが、せっかくの機会だからもう一杯いこうとなった。ですが、あいにく加藤はあまり酒を飲まないので、銀座に馴染みもない。だから、ビルに入っているような店ではなく路面店を探し、たまたま入ったわけです」

 大勢で席についたところ、

「“挨拶したい”と言って、クラブからこちらにママさんが来られたんです。名刺交換をし、写真撮影もオッケーしました。ちなみに、飲んだのはビールやワインだったと記憶しています。クラブのほうには行きませんでしたし、バーですからボトルを入れることもなかった。だいたい1人1、2杯ずつ飲んで、小一時間ほどで引き上げました」

 いずれにしても、

「こういったタイミングで載せられるとは思っていませんでした。この写真を知った当初、事務所内では、やんわりとたしなめるべきではないかとの声があったのは事実。でも、それがまたSNSなどに出てしまうおそれも考え、静観することに決めたのです」

 まさに、“もらい事故”ではないか。

週刊新潮 2020年4月23日号掲載

ワイド特集「待てば海路の日和はあるか」より

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