河井案里議員に流れた“自殺未遂説” 酒とクスリの日々

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 すわ自殺未遂か。その一報が永田町を駆け巡ったのは3月28日のこと。自民党の河井案里参院議員が、都内の病院に“救急搬送”されたのだ。騒動の背景には、酒とクスリの日々があったと囁かれているのだが……。

 新型コロナウイルスの感染者急増で、都内では外出自粛が要請された初めての週末、案里議員は優雅に杯を傾けていた。

 お相手は、夫で衆院議員の克行前法相。けれど、案里議員は酒を口に含んだかと思えば、 突然“気分が悪い”と席を立ち、港区赤坂の衆院議員宿舎で倒れ込んでしまったというのである。

 全国紙の政治部記者によれば、

「救急車に乗せられた案里議員は、そのまま東京都済生会中央病院へと搬送されたそうです。命に別状はなく、克行氏は党幹部らに“案里と一緒にいます。お騒がせしてすみません”と釈明していたとか」

 そもそも、この“お騒がせ夫婦”が疑惑の渦中にあるのはご存じの通り。この騒動が起きる4日前には、案里議員の公設秘書・立道浩容疑者ら2人が、先の参院選に絡む公職選挙法違反(買収)の罪で、広島地検によって起訴されている。

 先の記者はこうも言う。

「判決が下りて有罪となれば、連座制が適用されて当選は無効、案里議員は失職する可能性が高い。検察は河井夫妻が、地元・広島の県議や市議に選挙で1人当たり数十万円の現金を配ったとみて、克行前法相の起訴も視野に入れ捜査を続けています」

 もはや夫婦揃って、ヤケ酒を呑まずにはやっていられない状況に追い込まれていたのは確かなのだ。

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