「東出昌大」が口説いていたのは女優だけじゃなかった ものすごい“営業力”という才能

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女性スタッフも口説く

 杏も共演者の1人だったわけだが……。

「モデル上がりで、芸能界にツテもない彼としては、この世界で成り上がるために、必死で彼女を口説いたんでしょうね。同じモデル出身で気も合ったのでしょうが、なにより父親は渡辺謙(60)ですから。彼女と結婚すれば、話題性は十分、脚光も浴びることができる。夫婦円満をアピールするために、子供も3人作った」(同・民放ディレクター)

 ひどい言われようだが……、

「ろくに演技の勉強をすることもなく、役者デビューした映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)がヒットし、日本アカデミー賞新人俳優賞やスポニチグランプリ新人賞まで獲ってしまった。まあ身長が189センチもあって、ハンサムですからね、注目はされましたけど」(同)

 デビュー当時は、こうも語っていた。

《モデル出身だと今後も言われるんでしょうが、役者は格好いいだけじゃやっていけない。早くそのイメージを吹っ切らなくちゃ》

「吹っ切れていませんね。でも、作品には恵まれた。NHKでは朝ドラ『あまちゃん』(13年前期)や杏と共演した『ごちそうさん』(13年後期)、大河『花燃ゆ』(15年)、『精霊の守り人』シリーズ(16~18年)、民放でも『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ:18年)や現在放送中の『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(テレビ朝日)など、途切れることなく出演しています」(同)

 東出といえば、上ずったような声の台詞は棒読みで、演技が上手いとは寡聞にして聞かない。それなのに、なぜ仕事が途切れなかったのか。義父の力添えがあったのだろうか。

「それはないでしょう。彼は女性スタッフにも手を出すことでも知られていました。女優と違って、素人があんな二枚目に口説かれたら、本気になってしまいますよ。だから、女性スタッフのウケがすこぶるいいんです。一度仕事をしたことのある女性のプロデューサーやアシスタントプロデューサーなどは、キャスティングの際に彼を猛プッシュしてくれるわけです。だから、ドラマや映画業界には、彼に口説かれた女性がいっぱいいるわけです」(同)

 港港に女がいる船乗りのようだ。

「考えようによっては、ものすごい営業能力かもしれません。男のスタッフは『あの積極性を演技に向けたら、もっと上手くなるのになあ』なんて言われていましたけど」(同)

 不倫によるダメージは避けられそうもない。

「視聴者のイメージ悪化はスポンサーに直結ですからね。なにより、これまで甘い囁きをされ、自分だけと思って密かに愛を育んできた業界の女性たちはどう思っているのでしょうか」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年1月27日掲載

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