こんな記事も読まれています
厚労省、喫煙車両を設置する近鉄に「なぜできないのか」 建物内禁煙に向けた強引な介入
なんで君は逆上がりができないの? みんなできてるんだよ。できないのは君だけだよ。どうしてかな? ねえ、君だけなんだよ?
こんな風に「先生」に言われたら、どう感じるだろうか。それも公衆の面前で――。
11月16日、東京都港区西新橋の会議室。そこには100名超の「煙草関係者」がつどっていた。その場の「主」であり、業界で禁煙原理主義者と称されている厚生労働省の健康課長は、関西の私鉄大手である近鉄の担当者に詰め寄った。
「(ほかの私鉄でできているのに)近鉄さんだけなぜできなかったのか」
...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
余計なお世話「たばこ」警告メッセージ 識者が警告する“社会的イジメ”
「一服」の語源は、お茶やたばこを呑むことに由来する。古来、紫煙を燻(くゆ)らせるのは、ひとときの清涼剤――の筈(はず)だった。今や自販機で気軽に買えるこの二つを比べると、たばこのパッケージは、人体への害を謳(うた)う警告メッセージが喧(やかま)しい。喫煙者から余計なお世話との声も聞こえてくるが、非喫煙者も明日は我が身。社会的なイジメの連鎖を、識者たちは“警告”する。
〈喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます〉
〈喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べ約1・7倍高くなります〉
...
つづきを読む