NEWS23「小川彩佳アナ」は心中穏やかでないはず 番組表から彼女の名前が消えた

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テコ入れか引導か

「『23』のラテ欄は、常にキャスターの名を出しているわけではなかった。TBSは朝日新聞系とNHKに弱いんでしょうか。星さんなんて、メインに雨宮アナが入ってからもラテ欄には名前が出ていましたからね。一方、毎日新聞出身の岸井さんは、膳場アナが産休の時にもラテ欄に名前が載ることはなかった。そう考えると、メインを務めた雨宮アナは、TBS出身なのに気の毒でしたね。名前も出されなかったばかりか、期中の6月という異例の時期に番組を降ろされた。小川アナなら数字が取れるだろう、という理由で」(同・他局プロデューサー)

 しかし、朝日新聞系であるテレ朝出身の小川アナの名も、今年からなくなったわけだ。

「これまでに、途中でラテ欄から名前が消えたのは、膳場アナのみ。その半年後には番組が終了してリニューアルされています。小川アナの名が外されたのもテコ入れが近いということかもしれませんね」(同・他局プロデューサー)

 他局の報道番組同様、ラテ欄の1行目から番組の内容を入れるようになったわけだ。膳場アナの時とは異なり、ラテ欄のスペースは昨年からと変わらないのに、だ。もはや小川アナの名を戻す気はないとでも言うかのよう。彼女を起用してから、まだ1年も経っていないのに……。

「昨年9月、TBSの佐々木卓社長は定例会見で、『23』への不満をぶちまけました。それが大きく影響しているのでしょう」(同・他局プロデューサー)

 佐々木社長は、リニューアルされた「news23」について、こう語ったと伝えられる。

《ニュース番組がひしめいている中で番組を見てもらう水準というものがある。(他局に)後れをとってしまっているという点から、多くの人にいい番組を見てもらいたい、という思いからしたら、全く不十分です。見ていただく水準として不十分と思っています》

 自局の番組に対して、強烈な批判である。

「小川アナは頑張っていたとは思いますが、視聴率は上がらず、2%台も出ています。下手をすれば、雨宮アナの時よりも悪いわけです。そこへ社長から記者会見で大批判ですからね。スタッフだってめげますし、社長の言葉にも忖度せざるを得ません。テレビ局員も所詮はサラリーマン、保身に走りますよ。ラテ欄から小川アナの名を外したのは、チーフプロデューサーか報道局長の大方針だと思います。遠くない将来、小川アナへ引導を渡すことになるかもしれない、という意味合いも込めて……」(同・他局プロデューサー)

週刊新潮WEB取材班

2020年1月24日掲載

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