東京都職員試験「性別記入廃止」は五輪開催のためのポーズに過ぎない
よもや、年末の多忙な時期を狙ったわけではあるまい。東京都は昨年12月25日、2020年度の都職員採用試験から、受験申込書の性別記入欄を廃止すると発表した。都人事委員会は、LGBTなどの性的少数者へ配慮してのことだと説明している。
全国紙記者によれば、
「ここ数年、行政への提出書類で性別欄を廃止する自治体が増加しています。これに伴って、職員採用試験でも性別を問わない自治体が増えているのです。都道府県レベルでいえば、最初に廃止したのは愛媛県。...