ク・ハラ自殺 「KARA」再結成目前だったのに…

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 韓国芸能界のみならず、日本においても衝撃の一報だった。

 KARAのメンバーだったク・ハラが11月24日、ソウル市内の自宅で遺体となって見つかったのだ。享年28、自殺とみられている。

「過去には、韓国での自殺未遂騒動や交際相手からの暴行・リベンジポルノ問題もあった中、今年の6月から日本の芸能事務所、プロダクション尾木と契約。活動を再開したばかりだった。21日までは日本に滞在し、翌日に帰国した直後のことでした」(芸能記者)

 自殺報道の5日前まで日本でツアーを行っていた。本人も「またやりたい」と話していたと報じられているが……。

「ツアー中も塞ぎこんでいましたよ」

 そう語るのは韓国芸能に詳しい関係者だ。

「もともと精神的に不安定だったことに加えて、10月には友人の韓国人アイドルが亡くなった。ステージ上で気丈に振る舞っても、裏では落ち込んでいる様子を隠せませんでした」

 また、そのツアー自体も、

「メディアは成功などと書いていましたけど、まったく逆でした。約2千人がキャパの会場でも数百人しか入らない。事務所が動員をかけて席を埋めるほどで、赤字をどうやって補填するのか、頭を抱えていたのです。その会場を見て、彼女も傷ついていたのだと思います」(同)

 しかし、希望もあった。KARAの再結成に向けて、動き出していたからだ。

 この関係者が続ける。

「以前から、ハラは元メンバーに個人的に連絡をとって、再結成を働きかけていたものの、スキャンダル色を嫌った人もいて、難しい状況でした。しかし、来年の8月で日本デビューから10周年の節目となる。やはり集まろうとなり、来夏に再結成が予定されていたのです。しかし、それも今回の件で白紙となってしまいました」

 あまりに早すぎる死。なぜ韓国で彼女を独りにさせたのか、と悔やむ声が聞かれるという。

週刊新潮 2019年12月5日号掲載

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