市原隼人が1980年代の「でもしか」世代低体温教師をコミカルに体現する給食ドラマがひっそり放映中
アルマイトの食器に先割れスプーン、瓶牛乳にマーガリン。大人になってからほぼ目にしなくなったモノが次々と画面に登場する。懐かしさと同時に、独特のニオイが脳内に蘇る。午前11時を過ぎると校内に漂い始め、集中力を削がれる。
給食、それは食いしん坊の子供にとってはこのうえない喜びであり、食が細い子や偏食がちの子にとっては地獄。私は前者だった。
そんな給食がテーマのドラマが密かに放送されている。「おいしい給食」である。主演は熱き男優・市原隼人。ここ最近、彼の無駄な筋肉と体温の高さをさりげなく活かせる作品が増えて嬉しい。...