囲碁「最後の無頼派」依田紀基元名人“日本棋院は説明責任果たせ”
史上最年少プロ棋士の仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が誕生し、芝野虎丸九段(20)が10代では初の名人位に就いた。何かと明るい話題が続く囲碁界だが、日本棋院の小林覚(さとる)理事長(60)と“最後の無頼派”と呼ばれる依田紀基(よだのりもと)元名人(53)との間で激しい争いが続いている。
10月31日、都内で記者会見を開いた依田元名人は、こう口火を切った。
「謝罪文をお送りしてから、すでに4カ月間が経過していますが、今現在、日本棋院から何ら処分を受けていません」
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