「バグダディ急襲作戦」知りながら米軍撤収:トランプ大統領の戦略に強い疑問

国際Foresight 2019年10月29日掲載

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 シリア北西部のイドリブで、米陸軍特殊部隊「デルタフォース」による鮮やかな急襲作戦に追い詰められ、自爆装置を爆破させて自殺したと伝えられる過激派組織「イスラーム国」(IS)指導者アブバクル・バグダディ容疑者。

 ドナルド・トランプ米大統領は、この成果を自賛し、彼の潜伏先を「2週間前」にほぼ突き止めていた、と明らかにした。

 この発言に対して、米国の情報および軍事、対テロの専門家の間で、強い疑問が広がっている。

 実は、それより何カ月も前のことし夏、バグダディ容疑者の大まかな居場所に関する情報を米中央情報局(CIA)や国防総省などは得ていたからだ。...

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