れいわ「山本太郎」代表、新居を探すが審査で落とされ続ける 無職扱いが原因?

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 れいわ新選組の山本太郎代表は、7月の参院選で落選、それまで住んでいた東京・赤坂の議員宿舎を出るはめになった。しかし、なぜか、新居探しは難航中だという。先日、自らのTwitterで新居の入居審査に落とされ続けている、とつぶやいたのだ。党代表とはいえ、定期収入がないことが原因なのだろうか。いやいや、参議院議員を6年務めたわけだから、多少の蓄えくらいありそうなものだが……。

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 山本代表は参院選での“れいわ旋風”を起し、比例の特例枠で重度の障害者2名を当選させた。れいわ新選組も得票率4・55%を獲得、2%以上の政党要件をクリアして、晴れて国政政党となった。もっともご自身は、比例名簿3位だったため、惜しくも落選。残念な結果に終わった。国会議員でなくなったことは、やはり痛手らしい。9月5日、Twitterでこうつぶやいているのだ。

〈選挙が終わり、その1週間後には議員宿舎を出ることになったが、いまだ住所不定。新居を探すが、審査で落とされ続けている。公党代表という立場だが、現実的に無職に近い扱い。どのような立場にあっても、住まいは権利として保証される世の中を作ると決意し、あらたな気持ちで物件探しに臨みます〉(註:改行を省略)

 どうやら、“無職に近い扱い”をされていることが、審査で落とされ続けている原因と考えているようだ。

 一般に入居審査は、安心して住居を貸せるかどうかで判断する。安定的な収入がある人、たとえば公務員や大手企業の正社員は、審査に通りやすい。アルバイトやフリーター、派遣社員は審査が厳しくなるとされる。無職で収入のない場合は、預貯金残高が家賃の2年分ほどあれば、審査に通るという。さらに、連帯保証人も求められるが、保証人になってくれる人がいない場合は、保証会社に料金を払って依頼することも可能だ。

「山本氏が入居審査に落とされたというのは、定期収入がないという、お金の問題ではないと思いますね。単に大家さんが山本氏のことを嫌がったのではないでしょうか」

 と分析するのは、住宅ジャーナリストの榊淳司氏。

「大家さんではなくて、保証会社から嫌がられたかもしれません。彼のような人は、保証できないと思われても不思議ではありません。私が保証会社の人間だったら、やはり二の足を踏んでしまいますね」

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