あのYouTuberの月収は？（KAZUYA）
段々と世間一般に認知され、最近はかなり市民権を得た印象があるYouTuberという職業。落ち目……失礼、テレビからYouTubeに主戦場を移す芸能人も多数いて、人によってはテレビ時代より収入が多いのではないかと思うほどです。
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お金が全てではないけど、やっぱりお金の話は気になってしまう。それが人情でしょう。
YouTubeでは、チャンネル登録者千人以上かつ直近1年間で動画が4千時間以上見られると審査の上、収益化が可能になります。視聴時に広告が流れますが、その広告料の一部が投稿者にも還元される仕組みです。
以前は登録者千人などの制約はありませんでした。しかし広告収入目当ての違法アップロードなどの問題もあり、収益化に段階的な制約がかけられ、現在に至ります。
広告収入の単価は一定ではありません。時期によって大きく変わります。そして広告収入はチャンネル登録者の数に左右されるものではなく、動画の視聴回数と視聴時間によります。もちろんチャンネル登録者が多い方がアクセスしてもらいやすいので、登録者を増やすのも重要なポイントです。
YouTubeで発信しつつ参議院議員にまでなったNHKから国民を守る党の立花孝志党首は、様々な情報を動画で開示しています。去年は月60万円程度だった広告収入が、参院選前に月150万円、当選後はさらに注目を集めて1日に50万円という水準になっていると言います。1日50万ですよ50万！ 月間だと1千万円を超える勢いです。
「本当かよ」と思う方もいるでしょう。しかし最近の再生回数などから十分可能な数字だと僕は見ています。
広告の少し突っ込んだ説明をしましょう。10分以上の動画は投稿者が広告を複数設定することが可能で、適切な個数を配置することによって収益を最大化させることが出来ます。
つまり視聴者に長い動画を長く見てもらうと、広告収入が増えるのです。僕が投稿している動画は基本的に10分未満なので広告を複数配置することが出来ません。言い換えると単価が低い動画になります。
一方で立花氏の動画は毎日投稿され、10分以上が多いので単価が高くなるのは必然です。
広告収入は再生時間が重要なので、登録者や再生回数が何十万何百万とないチャンネルでも意外と稼いでいたりします。読者の皆様も趣味の分野などで参入してみると、お小遣い稼ぎになるかもしれませんね。稼いで使えば経済を回すことになるので良いと思います。
しかしYouTubeの視聴者が増えたとしても日本語視聴者には限りがあるので、いつか頭打ちになります。テレビからYouTube視聴に移り変わっても視聴者の時間は有限です。
収益を第一に考えるなら、毎回10分以上にしたらいいのですが、無駄に時間を長くして視聴者が離れたら意味がありません。長期的に視聴者に見てもらえるような動画作りを第一に考える必要があるでしょう。
ちなみにこう語っている僕の月間広告収入は……フハハ！ また来週！
