あの頃の日本はクサかった(中川淳一郎)

社会週刊新潮 2019年9月5日号掲載

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 1970年代後半から80年代中盤の少年時代の夏を思い返すと必ずセットで浮かぶのが、「悶絶の臭気」です。いや、どの季節でも当時の日本はクサ過ぎた。まず、夏休みは福岡県浮羽(うきは)郡(当時)の祖父母の家に行っていたのですが、この家の便所がボットン式だったので、息を止めながら用を足すのが習慣でした。...

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