丸川珠代、塩村文夏、朝日記者…「男女問題」が取り沙汰された参院選東京選挙区候補たち

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駆け巡ったある情報

 その塩村氏をヤキモキさせている山岸氏はと言うと、

「出馬表明直前、彼に関するある情報が一斉に駆け巡りました」

 こう声を潜めるのは永田町雀のひとり。

「山岸さんが民主党政権下の官邸を取材していた時の話で、『番小屋』と呼ばれる記者の詰所において、ライバル紙の女性記者と目を疑う行為に及んでいたというんです。それを衛視さんが目撃していたとか、当時の官邸幹部の知るところとなりふたりは注意を受けたとか、さまざまな噂が飛び交いました」

 目を疑う行為とは弥(いや)が上にも興味をそそられるが、立憲民主党の幹部はこう語る。

「その情報は永田町でかなり広まっていたので、山岸さんの公認を決定する直前に、都連幹事長の手塚仁雄代議士が本人に事情聴取する事態になりました。しかし、山岸さんは事実関係を否定しています」

 改めて山岸氏に尋ねても、代理人弁護士を通じ、

「事実無根のデマが流されている」

 と、完全否定。

 いずれにせよ、そのライバル紙の女性記者とは後に結婚したそうだから、くれぐれもお幸せにと言う以外にない。

(2)へつづく

週刊新潮 2019年6月6日号掲載

特集「性別・学歴・下半身は不問? 『山本太郎』『丸川珠代』『吉良佳子』『塩村文夏』『朝日記者』激戦東京選挙区に渦巻く『権力欲』『色欲』」より

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