「令和蔵」を申請した月桂冠他多数! 改元便乗の「商標登録」一覧

ビジネス週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

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 新元号の発表からわずか3日間で「令和」にちなんだ商標登録の申請は23件に上ったという。過去に「昭和蔵」「平成蔵」を商標登録した月桂冠は、

「新たに“令和蔵”を申請中です。他にも“令和仕込み”や“令和酵母”を申請しています」(担当者)

 また、「令和茶」を開発したという神山園の鈴木篤子氏はこう意気込む。

「通常の2倍に当たる100グラム2千円ですが、晴れの日に飲んで頂ける上品な旨みを目指しました」

 福島県産コシヒカリを「令和舞」として売り出す大賀商店の大賀一男社長は、

「前々から新元号を商品名につけようと考えていたので発表直後に申し込みました。あえて“米”を“舞”に変えたのは審査を通りやすくするためです」

 他にも「令和会計社」に「富士山令和菌」、「令和防災研究所」等々――。

 祝賀ムードにあやかりたいと考える商売人は後を絶たないが、すべてが「登録」されるとは限らない。特許庁の担当者によると、

「まず元号それ自体は商標登録できず、“令和チョコ”のように元号と普通名称を組み合わせたケースも原則的に審査を通りません」

 晴れて「便乗」を勝ち取るのも狭き門なのだ。

特集「『御代替わり』20の謎」より