「辻元清美」近頃党内で浮いているけど、それでも追及の手を緩めない

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 うち、へこたれへん!

 かつて与党議員の“疑惑”を幾度となく国会で追及し、自らが“咎人”となってからも決してへこたれなかった立憲民主党の辻元清美衆院議員。そんな辻元センセイが崖っぷちに立たされているんだとか。

「最近、党内でも少し浮いてしまっているんですよ」

 そう溜息を吐(つ)くのは、同党関係者である。

「たとえば先月、自民党の田畑毅代議士の女性スキャンダルがあったでしょう。国対委員長の辻元さんは、あの件も国会で追及しようとした。ただ、それを立民の議員に提案しても、断られてしまうんです。スキャンダルの追及は自陣に跳ね返ってくる可能性があるだけに、避けたい気持ちも分かるのですが、彼女の面子は丸潰れですよ」

 もっとも、浮いてしまうのは、辻元氏の“資質”にも原因があるのだといい、

「根っからの活動家ですから、他の議員と衝突することも多いんです。1カ月ほど前にも、衆議院の廊下で、血相を変えて同僚の川内博史議員に怒鳴り散らしていましたからね」

 一体、何があったのか。

「その日の予算委員会で、川内さんの質問に対して、政府側が答弁に窮してしまった。その間も質問時間は進んでいきますから、野田聖子委員長から“川内議員の残余時間は後回しにする”と提案があり、川内さんはそれを飲んだのです」

 ところが、これがお気に召さなかったご様子で、

「辻元さんは廊下に出た川内さんを捕まえて、“あなたは人が良すぎるんです”“どうしてその場に座り込まないんですか”と衆人環視の状況でまくし立てた。どんな些細な揚げ足も見逃すな、ということなのでしょうが、その方針に違和感を持っている議員も少なからずいると思いますよ」

 これじゃあ周りがヘコタレちゃいますよ!

週刊新潮 2019年3月28日号掲載

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