「広瀬すず」にもレオパレス問題 15年から出演の“出世作”CMで…

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「違約金を請求」

「ガイアの夜明け」の反響がネット上に広まりはじめていたのである。広瀬側にとっては不可解な時間が流れた。先の関係者が続ける。

「今年の2月5日、『ガイアの夜明け』第3弾が放映されました。ここで広瀬の事務所が態度を明確にします。広瀬のイメージ低下とほかのCM出演企業への配慮から、レオパレスにCM契約中止を申し入れました」

 契約には、“どちらかが不祥事を起こし、社会的信頼を失墜させた場合は契約破棄できる”との条項があったというが、

「レオパレス側は、“まだ契約期間中だ。違約金を請求する”と強硬な態度を見せたといいます。なのに、国土交通省がレオパレス施工のアパートで耐火性能などに不備のある物件を確認したと発表するや、レオパレスの社長は同じ日に謝罪会見を開きました。広瀬側はこの姿勢に激怒し、逆に謝罪と違約金を求めることにしたのです」

 その怒りはもっともで、

「数年前、別の不動産関連企業から広瀬にCMのオファーが入ったことがありました。でも、レオパレスの“一生、応援します”との言葉で、オファーを蹴った経緯があるのですから。レオパレスとの契約はCMやウェブムービーなどを入れて3千万円以上ですが、広瀬側はそれと同程度の違約金を求めるようです」

 2月下旬、両者は話し合いの場を持ったという。双方にその結果を訊ねても、「契約内容にかかわるのでお答えできません」と言うのみ。はっきりしているのは、施工不良がバレた企業は、対芸能界の防火力もきわめて低かったこと。そして、その企業のCMに広瀬すずが二度と出ないことである。

週刊新潮 2019年3月14日号掲載

ワイド特集「人生は三寒四温」より

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