異色のワンカットで「被害者」の視点からテロを描く

国際Foresight 2019年3月9日掲載

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 2011年7月22日午後3時過ぎ。ノルウェーの首都オスロの中心部にある政府庁舎が突然爆破され、8人が死亡するという事件が発生した。

 この日、オスロの北西約40キロに位置するウトヤ島では、毎年の恒例行事であるノルウェー労働党青年部のサマーキャンプが、10代の青年約700人を集めて開かれていた。

 午後5時過ぎ、この島に響いた1発の銃声が惨劇の始まりとなった。銃の乱射で69人もの若者が死亡。オスロとウトヤ島の事件は、同一犯による連続テロであり、ノルウェーでの戦後最大の惨事となった。...

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