東方神起離脱「JYJ」ユチョンが“また5人で活動できれば…”発言

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「ジュンスとジェジュンは忙しいからね。僕は暇だけど……」

 3月5日、神戸「ワールド記念ホール」のステージで開かれたパク・ユチョン(32)初のソロコンサート。ユチョンがステージの上でこう語ると、会場がどよめきに包まれたという。ユチョンは、東方神起から離脱したキム・ジェジュン(33)、キム・ジュンス(32)と3人で結成したJYJのメンバーだ。

 日本に進出したK-POPボーイズグループの元祖として、激しいダンスで魅せる「Rising Sun」「呪文 -MIROTIC-」などのヒット曲で女性たちのハートをわしづかみにした東方神起が、収益配分を巡る対立などで分裂してから9年。残留した2人組の東方神起が今も絶大な人気を誇る中、離脱組で結成したJYJのメンバー3人もようやく全員兵役を終え、今年に入り相次いで日本でコンサートを計画。急速に日本市場を攻めている。

 ところがJYJ3人での「完全体」が見られるかと思いきや、ソロアルバムにソロコンサート、単独でのテレビ出演というバラバラでの活動なのだ。東方神起が日本における昨年の「コンサート動員力ランキング」(「日経エンタテインメント!」調べ)でB’zや嵐を圧倒して1位に君臨しているのに対し、JYJは一部のファンの間で分裂説も懸念されているという。

 東方神起時代は残留組の2人より人気があったはずのJYJメンバーに、何が起きているのか。

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ユチョンの結婚にジェジュンが「NO」

 JYJのメンバー3人は、2010年に東方神起を離脱後、日本でのマネジメントを行うエイベックスと対立関係に。裁判中はテレビや雑誌など表舞台に出られない日々が続いたが、13年、JYJの所属事務所C-JeSエンターテインメントとマネジメント権を巡る民事裁判でエイベックスに勝訴。その直後には東京ドームで「The return of the JYJ」と銘打つ3デイズコンサートを大々的に開催し、人気健在を誇示していた。

 以後、ジェジュンが15年3月に兵役へ。さらに同年8月にはユチョン、17年2月にジュンスが入隊し、それぞれ約2年の軍隊生活を送ることに。昨年11月にジュンスが除隊し、3年半以上の空白を経て、やっと全員が芸能界に戻ってきたというわけだ。

 しかし、3月から開催されるコンサートは、ユチョンが神戸「ワールド記念ホール」と東京「武蔵野の森総合スポーツプラザ」での5公演、ジュンスは千葉「幕張メッセ国際展示場」と神戸、愛知のアリーナクラス7公演。ジェジュンは東京、愛知、北海道など全国6都市を回るアリーナツアー12公演だ。ソロでアリーナクラス、というのは、兵役前の盛り上がりを考慮すると、小さい感が否めない。

「別々に活動する背景には、ユチョンの兵役中のスキャンダルが影響していると思われます。ユチョンは16年にキャバクラで働く女性4人から、性的暴行を受けたと訴えられました。捜査の結果『嫌疑なし』とされましたが、その行為をトイレで行ったというエピソードが衝撃とともに伝わったのです。

 さらに、17年には大手乳製品メーカーの女性と結婚を電撃発表した末に破局。アイドルとして、大きなイメージダウンは避けられません。

 そして、ユチョンが結婚するというニュースが伝えられた後、ジェジュンがインスタグラムに『NO』と大きく書いた写真を掲載(現在は削除)したことから、2人の仲に亀裂が入っているのでは、とファンたちがざわついていました」(韓国の芸能プロダクション関係者)

 ジェジュンとジュンスは、ユチョンのイメージダウンが飛び火するのを避けているのか。3人そろってのコンサートの予定どころか、所属事務所のSNSなどにも3人そろった写真さえも公開されていない状態だ。

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