沖縄の県民投票が投げかける問題(石田純一)

国内 政治

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石田純一の「これだけ言わせて!」 第23回

 沖縄県議会のなかでも政治的対立があったが、今回それを乗り越えて、辺野古の埋め立ての是非をめぐる県民投票がなんとか実施されようとしている。自民党の意を汲んで、「賛成」「反対」のほかに「どちらでもない」を加えた3択となったが、本来、「どちらでもない」ことは白紙投票や棄権というかたちで意思表示できるはずだ。もっとも白紙や棄権だと、基地建設工事賛成の人からは消極的な賛成と理解され、反対の人からは、埋めていいと言っていないのだから反対だと受け取られるなど、双方の思惑にからめて利用されることもあるかもしれない。...

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