まだ早い? GI初騎乗「藤田菜七子」に怨嗟の声 馬主Dr.コパは“チャンスある”

スポーツ 週刊新潮 2019年2月14日号掲載

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 勝負の世界は結果がすべてとはいえ、ファンファーレが鳴る前から怨嗟の声が聞こえてくる。JRA(日本中央競馬会)唯一の女性騎手・藤田菜七子(21)が、初のGIレースに騎乗することが決まった。馬主であるDr.コパ氏(71)の寵愛を受けた彼女は、斯界からの妬みを振り切れるだろうか。

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 2月17日、東京競馬場で行われるGIレース・フェブラリーステークスで、藤田は初の大舞台に挑む。

 すでに昨年6月に通算31勝を達成した彼女は、GIレースへの騎乗資格を満たすジョッキーとなっていた。ゆえに満を持しての出走、と思うなかれ。

「あくまで権利を有するだけ。GIは時期尚早です」

 と、解説するのはさるベテランの競馬記者だ。

「藤田の同期は彼女を含めて6名いましてね。通算勝利数が100で最も多い荻野極(きわむ)騎手はGI経験がありますが、87勝の木幡(こわた)巧也騎手なんてGIIIに1勝するなど活躍しているのに、GIに乗ったことがない。ちなみに、藤田の勝利数は49ですが、彼女を上回る51勝の森裕太朗騎手なんて、GIはおろか重賞さえ走らせて貰えていません」

 だからというわけか、取材現場では往々にしてこんな声が聞こえてくるそうだ。

「デビュー当時から、実力は藤田より優れているのに、メディアは彼女しか取り上げてくれない。もっと俺のことも注目して欲しいという男性騎手の鬱憤を感じることはありますね」(同)

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