SNS露出、プロ野球参入も株価対策だった? ZOZO前澤社長の“ぼろ儲けスキーム”

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 テナント離脱、業績下方修正、株価急落……徐々に仕掛けがバレ始めてきたZOZO前澤友作社長(43)だが、その“片鱗”は昨年末からあった。会員になれば常時10%を値引くキャンペーンだ。

 顧客にはメリットだらけだが、出品ブランドには十字架を背負うような負担である。しかも、ブランド側にロクに相談もせずプロジェクトを進めるという強引さが不興を買い、オンワードやミキハウスが撤退を表明した。同じくZOZOから距離を置く、売上高500億円弱の著名ブランド役員は、

「彼の資産は株ですから、株価を維持するために無理をしている印象があります。元々ほとんどメディアに顔を出さなかったのに、ある時期から急に露出し始めたのも、株価対策のためではないでしょうか。ツイッターのフォロワーに1億円を配る話にしても、今回のキャンペーンにしても、大丈夫なのかなと思います」

 と不満を口にする。

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