筒香嘉智の“メジャーは夢”“少年野球はダメ” 肝心の本業は…

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 DeNAの筒香嘉智(27)が、最近あれこれとモノ申している。

 まず、昨年11月の契約更改会見で、“メジャー挑戦”を宣言した。

「以前からメジャー志向だったことは、記者の間では知られていましたが……」

 と大手紙デスクが語る。

「日本人野手のメジャー挑戦失敗が相次いだため、今は相場が極端に下落してしまっています。基本的に、渡米すれば日本球団在籍時と比べて年俸が大幅に下がる状況。既に4億円に達している筒香の年俸も、渡米すれば激減は不可避です」

“金より夢”ということか。

 実現可能性については、

「2021年に海外FA権を取得する見込みなので、球団はそれ以前にポスティングにかけて譲渡金を稼ぎたい。早ければ来オフにメジャー移籍もありえます」

 また、筒香は昨年11月、『空に向かってかっ飛ばせ!』という本を出し、その中で、少年野球の勝利至上主義に警鐘を鳴らした。オフの間も、小学校訪問や少年野球教室など普及活動に勤しみながら、指導者による暴力や暴言の根絶を繰り返し訴えている。

“メジャー挑戦”も“暴力廃絶”も結構なことだが、

「ここ2シーズンの成績を見ると、“そんなこと言ってる場合か!”とツッコミを入れたくなりますね」

 16年の筒香は打率3割2分2厘、44本塁打、110打点と八面六臂の活躍で、本塁打王と打点王の2冠を獲得したが、

「タイトルを獲得したのは後にも先にもこの年きり。昨年は3年連続で選出されていたベストナインも逃した。“日本の4番”と呼ぶには物足りないですね」

 実績が君の言葉を輝かせる。レッツゴー、筒香!

週刊新潮 2019年1月31日号掲載

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